2020年 燭火礼拝〜キャンドルライト・サーヴィス〜

https://youtu.be/N0U7BC7L1R4

燭火礼拝 〜救い主の誕生〜

讃美歌94

1.久しく待ちにし  主よ、とく来たりて
  み民のなわめを  解き放ちたまえ
  主よ主よ、み民を 救わせたまえや
2.あしたの星なる  主よ、とく来たりて
  お暗きこの世に  み光をたまえ。
  主よ主よ、み民を 救わせたまえや
  アーメン

主の祈り

天にましますわれらの父よ。願わくは御名をあがめさせたまえ。御国を来たらせたまえ。御心の天になるごとく地にもなさせたまえ。われらの日用の糧を今日も与えたまえ。われらに罪を犯すものをわれらが赦すごとく、われらの罪をも赦したまえ。われらを試みにあわせず悪より救い出したまえ。国と力と栄えとは限りなく汝のものなればなり。

祈り(司会者)

告知

御使いガブリエルが、神から遣わされて、ナザレというガリラヤの町の一処女の元にきた。この処女はダビデ家の出であるヨセフという人のいいなづけになっていて、名をマリヤといった。

【御使い】 恵まれた女よ。おめでとう。主があなたと共におられます。

この言葉にマリヤはひどく胸騒ぎがして、この挨拶は何のことであろうかと、思いをめぐらせていた。

【御使い】 恐れるな、マリヤよ。あなたは神から恵みをいただいているのです。見よ、あなたは身ごもって男の子を産むでしょう。その子をイエスと名づけなさい。彼は大いなる者となり、いと高き方の子と、唱えられるでしょう。そして、主なる神は彼に、父ダビデの王座をお与えになり、彼はとこしえに、ヤコブの家を支配し、その支配は限りなく続くでしょう。

【マリヤ】 どうして、そんなことがありえましょう、私にはまだ夫がありませんのに。

【御使い】 聖霊があなたに臨み、いと高き方の力が、あなたをおおうでしょう。それゆえに、生まれ出る子は聖なるものであり、神の子と、となえられるでしょう。あなたの親類エリサベツも、あの年になって、男の子を宿しています。不妊の女といわれていたのに、今はもう6ヶ月です。神にとって、不可能なことは1つもありません。

【マリヤ】 本当に、私は主のはしためです。どうぞ、あなたのおことばどおりにこの身になりますように。

そして御使いは彼女から離れていった。イエス・キリストの誕生の次第はこうであった。母マリヤはヨセフと婚約していたがまだいっしょにならない前に聖霊によって身重になった。夫ヨセフは正しい人であったので、彼女のことが公になることを好まず、ひそかに離縁しようと決心した。彼がこの事を思いめぐらせていた時、主の使いが現れて言った。

【御使い】 ダビデの子ヨセフよ。心配しないでマリヤを妻として迎えるがよい。その体内に宿っているものは聖霊によるのである。彼女は男の子を産むであろう。その名をイエスと名づけなさい。彼はおのれの民をそのもろもろの罪から救うものとなるからである。

すべてこれらの事が起こったのは、主が預言者によって言われたことが成就するためである。すなわち「見よ。おとめが身ごもって男の子を産むであろう。その名はインマヌエルと呼ばれるであろう。」これは「神われらと共にいます。」という意味である。ヨセフは眠りからさめた後に、主の御使いが命じたとおりに、マリヤを妻に迎えた。

讃美歌95番

1.わが心は あまつ神を とうとみ
  わがたましい すくいぬしを
  ほめまつりて よろこぶ
2.数に足らぬ はしためをも 見すてず、
  よろず代まで さきわいつつ、
  めぐみたもう うれしさ。
  アーメン

讃美歌115番

1.ああベツレヘムよ などかひかり
  星のみ匂いて   ふかくねむる
  知らずや、今宵  くらき空に
  とこよのひかりの 照りわたるを
2.ひとみな眠りて  知らぬまにぞ
  御子なるキリスト うまれたもう
  あしたの星よ、  うたいまつれ
  「神にはみ栄え、 地に平和を
  アーメン

家畜小屋

その頃、全世界の人口調査をせよとの勅令が皇帝アウグストから出た。これはクレニオがシリヤの総督であった時に行われた最初の人口調査であった。人々はみな登録をするために、それぞれ自分の町へ帰って行った。ヨセフもダビデの家系であり、またその血統であったので、ガリラヤの町ナザレを出て、ユダヤのベツレヘムというダビデの町へ上って行った。それは、すでに身重になっていたいいなづけの妻マリヤと共に、登録をするためであった。ところが、彼らがベツレヘムに滞在している間に、マリヤは月が満ちて、初子を産み、布にくるんで、飼い葉桶の中に寝かせた。客間には彼らのいる余地がなかったからである。

羊飼い

讃美歌103番

1.まき人ひつじを 守れるその宵
  たえなるみ歌は 天よりひびきぬ
  喜びたたえよ  主イエスは生まれぬ
2.仰げばみ空に きらめく明星
  夜昼さやかに 輝きわたれり
  喜びたたえよ 主イエスは生まれぬ
  アーメン

さて、この地方で羊飼いたちが夜、野宿しながら羊の番をしていた。すると、主の使いが現れ、主の栄光が彼らをめぐり照らしたので、彼らは非常に恐れた。

【御使い】 恐れるな。見よ。すべての民に与えられる大きな喜びを、あなたがたに伝える。今日ダビデの町であなたがたのために、救い主がお生まれになりました。この方こそ主キリストです。あなたがたは、布にくるまって、飼い葉桶に寝ておられるみどりごを見つけます。これがあなたがたのためのしるしです。

するとたちまち、おびただしい天の軍勢が現れ、御使いと一緒になって、神を賛美して言った。

【全員】 いと高きところに、栄光が神にあるように。地の上に、平和が、みこころにかなう人々にあるように。

博士たち

【讃美歌 115を静かに奏楽する】

イエスがヘロデ王の代に、ユダヤのベツレヘムでお生まれになった時、見よ。東から来た博士たちがエルサレムに着いて言った。

【博士】 ユダヤ人の王としてお生まれになった方は、どこにおられますか。私たちは東のほうでその星を見たので、その方を拝みに来ました。

ヘロデ王はこのことを聞いて、不安を感じた。エルサレムの人々もみな同様であった。そこで、王は祭司たちと民の律法学者たちとを全部集めて、キリストはどこに生まれるのかと、彼らに問いただした。

【律法学者】 それはユダヤのベツレヘムです。預言者がこうしるしています。「ユダの地、ベツレヘムよ、おまえの中から、ひとりの君が出て、わが民、イスラエルの牧者となるであろう。」

そこで、ヘロデはひそかに博士たちを呼んで、星の現れたときについて、詳しく聞き、彼らをベツレヘムにつかわして言った。

【ヘロデ】行って、その幼子のことを詳しく調べ、見つかったら私に知らせてくれ、私も、拝みに行くから。

彼らは王のいうことを聞いて出かけると、見よ、彼らが東方で見た星が、彼らより先に進んで、幼子のいる所まで行き、その上にとどまった。彼らはその星を見て非常な喜びにあふれた。

こども讃美歌22番

1.おほしがひかる ぴかぴか
  ふしぎにあかく ぴかぴか
  なにがなにが  あるのか
  おほしがひかる ぴかぴか
2.らくだがとおる かぽかぽ
  さばくのはらを かぽかぽ
  どこへどこへ  いくのか
  らくだがとおる かぽかぽ
3.おほしがひかる ぴかぴか
  らくだがとおる かぽかぽ
  そうだそうだ  こよいは
  めでたいきよい よるだよ

そして、家に入って、母マリヤのそばにいる幼子に会い、ひれふして拝み、また宝の箱を開けて、黄金、乳香、没薬などの贈り物をささげた。「神はそのひとり子を賜ったほどに、この世を愛してくださった。それは御子を信じるものがひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである。」

讃美歌112番

1.もろびとこぞりて むかえまつれ
  ひさしくまちにし 主はきませり
  主はきませり   主は主はきませり
2.平和のきみなる  御子を迎え
  すくいのぬしとぞ ほめたたえよ
  ほめたたえよ   ほめほめたたえよ
  アーメン

〜メッセージ〜
「ベツレヘムに現れる神の御心」

佐藤隆司伝道師

讃美歌121番

1.まぶねの中に  うぶごえあげ
  たくみの家に  ひととなりて
  貧しきうれい  生くるなやみ
  つぶさになめし この人をみよ
2.すべてのものを 与えしすえ
  死のほかなにも むくいられで
  十字架の上に  あげられつつ
  敵をゆるしし  この人をみよ
3.この人を見よ  この人にぞ
  こよなき愛は  現れたる
  この人を見よ  この人こそ
  人となりたる  活ける神なれ
  アーメン

献金

讃美歌109番

1.きよしこのよる 星はひかり
  すくいのみ子は まぶねの中に
  ねむりたもう  いとやすく
2.きよしこのよる み子の笑みに
  めぐみのみ代の あしたのひかり
  かがやけり   ほがらかに  アーメン

祝祷

北村喜彦牧師

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